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  • 2017.3.10
  • 投資関連

CONNEXX SYSTEMS株式会社への投資実行について

京都大学イノベーションキャピタル株式会社(以下「京都iCAP」)(本社:京都市左京区、代表取締役:室田 浩司)を無限責任組合員とするイノベーション京都2016投資事業有限責任組合(以下「KYOTO-iCAP1号ファンド」)は、京都大学の研究成果を活用するベンチャー企業であるCONNEXX SYSTEMS株式会社(以下、CONNEXX SYSTEMS)(本社:京都府相楽郡精華町、代表取締役:塚本 壽)に対する投資を実行いたしました。

○CONNEXX SYSTEMSへの投資実行について
CONNEXX SYSTEMSは、次世代型蓄電池及び蓄発電システムの開発、販売、システム・インテグレーションを行うベンチャー企業です。同社は、リチウムイオン電池と水系電池を一体化したBind Battery™による蓄電システムを展開すると共に、キャパシタ並のパワー性能とキャパシタの20倍以上のエネルギー密度を有するHyper Battery™、リチウムイオン電池の14倍のエネルギー密度を有するShuttle Battery™等の次世代蓄電技術の開発を進めています。

特に、Shuttle Battery™は固体酸化物形燃料電池(SOFC)と鉄-空気電池とを融合した高温作動型の全固体蓄電池であり、長期間かつ大規模なロードレベリングが必要となる大規模電力貯蔵システムや移動体への応用が期待されます。現在、CONNEXX SYSTEMSは、SOFC膜の効率化と発電システムの熱的設計に関して京都大学工学研究科熱工学研究室・岩井裕准教授の研究グループと共同で研究開発を進めております。

京都iCAPでは、京都大学の研究成果がエネルギー・環境問題の解決に寄与する可能性に期待し、大和企業投資株式会社、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社、京銀リース・キャピタル株式会社と共に総額5億3,000万円の第三者割当増資に応じ、3億円の投資を実行しました。

CONNEXX SYSTEMS株式会社 概要

設立 平成23年8月
事業内容 次世代型発蓄電システムの開発、製造、販売、企画設計、システム・インテグレーション
本社所在地 京都府相楽郡精華町
代表取締役 塚本 壽

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