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  • 2020.11.10
  • 投資関連

株式会社ペルセウスプロテオミクスへの投資について

京都大学イノベーションキャピタル株式会社(以下「京都iCAP」)(本社:京都市左京区、代表取締役:楠美 公)を無限責任組合員とするイノベーション京都2016投資事業有限責任組合(以下「KYOTO-iCAP1号ファンド」)は、株式会社ペルセウスプロテオミクス(本社:東京都目黒区、代表取締役:横川 拓哉)に対する新規投資を実行いたしました。

○今回の投資の概要
ペルセウスプロテオミクスは、東京大学先端科学技術センターの研究成果を基に設立された創薬ベンチャーで抗体医薬の実用化を主力事業としています。ペルセウスプロテオミクスは京都大学との共同研究により特許を共同出願しており、大学院生命科学研究科の石川冬木教授は同社の科学アドバイザーを務めています。

ペルセウスプロテオミクスの開発パイプラインとしては、抗GPC3抗体であるPPMX-T001、抗カドヘリン抗体であるPPMX-T002が共にフェーズ2段階に達しています。また、トランスフェリンを標的とするユニークな抗体であるPPMX-T003は難病の真性多血症を対象として開発が進んでおり、現在はフェーズ1を実施中です。

ペルセウスプロテオミクスは独自のたんぱく質発現技術や抗体作製技術を保有しており、さまざまなたんぱく質に対して親和性の高い抗体を作製できる体制を構築しています。京都iCAPは同社の高い技術力を評価し、1億円を新規投資いたしました。ペルセウスプロテオミクスによる今回の資金調達は総額約8億6000万円であり、KYOTO-iCAP1号ファンドの他には、DBJキャピタル投資事業有限責任組合、SBI4&5投資事業有限責任組合、エムスリー株式会社、アクシル・ライフサイエンス&ヘルスケアファンド1号投資事業有限責任組合、GA3号投資組合、GA4号投資組合が参加しています。

株式会社ペルセウスプロテオミクス 概要

設立 2001年2月
事業内容 抗体医薬の開発、抗体を活用した新規診断方法の開発
本社所在地 東京都目黒区
代表取締役 横川 拓哉

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