- 2021.1.12
- お知らせ
京都iCAP2号ファンド設立のお知らせ
京都大学イノベーションキャピタル株式会社(本社:京都市左京区、代表取締役:楠美公、以下「京都iCAP」)は本日、当社を無限責任組合員とする「イノベーション京都2021投資事業有限責任組合(KYOTO-iCAP2 号ファンド)を設立したことをお知らせします。
○KYOTO-iCAP2号ファンドの概要
KYOTO-iCAP2号ファンドの調達額は181億4000万円です。主に京都大学の研究成果を活用するベンチャー企業へ投資しその成長を支援していきますが、一部資金については京大以外の国立大学発ベンチャーの支援にも活用します。
KYOTO-iCAP2号ファンドのファンド満期は12年であり、出資者様の同意が得られればさらに5年間の延長できる契約となっています。ベンチャー投資ファンドとしては通常より長い満期とすることで、設立間もないシード/アーリーステージのベンチャー、あるいは素材や機械といったディープテック領域のベンチャーなどエグジット(株式上場やM&A)までに時間のかかる案件にも投資可能な設計としています。
当社は2016年1月に「イノベーション京都2016投資事業有限責任組合」(KYOTOiCAP1号ファンド)の運用を開始し、これまでの5年間で京大発ベンチャー企業を中心に42社に投資してきました。このたびのKYOTO-iCAP2号ファンドの設立により、国立大学の優れた研究成果の社会還元実現と我が国の産業競争力強化のための支援を拡大してまいります。
名称 | イノベーション京都2021投資事業有限責任組合 |
根拠法 | 産業競争力強化法及び投資事業有限責任組合契約に関する法律 |
無限責任組合員 | 京都大学イノベーションキャピタル株式会社 |
有限責任組合員 | 国立大学法人京都大学 株式会社三井住友銀行 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ アステラス製薬株式会社 株式会社京都銀行 |
出資約束金額 | 181億4000万円 |
存続期間 | 12年間(5年間の延長が可能) |