京都大学イノベーションキャピタル株式会社（本社：京都市左京区、代表取締役：楠美 公、以下「京都iCAP」）の投資先である株式会社ペルセウスプロテオミクスは本日、東京証券取引所マザーズ市場に新規上場しました。ペルセウスプロテオミクスの上場は、京都iCAPが運営する「イノベーション京都2016投資事業有限責任組合」における初めての上場案件です。

ペルセウスプロテオミクスは抗体医薬の開発を主力事業とする創薬ベンチャーです。同社は京都大学との共同研究により特許を共同出願しており、京都大学大学院生命科学研究科の石川冬木教授は同社の科学アドバイザーを務めています。

ペルセウスプロテオミクスの開発パイプラインとしては、抗GPC3抗体であるPPMX-T001、抗カドヘリン抗体であるPPMX-T002が共にフェーズ2段階に達しています。また、トランスフェリンを標的とするユニークな抗体であるPPMX-T003は難病の真性多血症を対象として開発が進んでおり、現在はフェーズ1を実施中です。

株式会社ペルセウスプロテオミクス 概要

設立	2001年2月
事業内容	抗体医薬の開発、抗体を活用した新規診断方法の開発
本社所在地	東京都目黒区
代表取締役	横川 拓哉