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  • 2022.4.25
  • 投資関連

株式会社京都テキストラボへの新規投資について

京都大学イノベーションキャピタル株式会社(以下「京都iCAP」)(本社:京都市左京区、代表取締役:楠美 公)を無限責任組合員とするイノベーション京都2021投資事業有限責任組合(以下「KYOTO-iCAP2号ファンド」)は、京都大学発ベンチャー企業の株式会社京都テキストラボ(本社:京都市左京区、代表取締役:松尾 正信)に対する新規投資を実行いたしました。

○今回の投資の概要
京都テキストラボは、京都大学の教育学研究科 野村理朗准教授が代表として、情報学研究科 河原大輔准教授(現 早稲田大学 基幹理工学部 情報通信学科 教授)、京都情報大学院大学の松尾正信教授(現 京都テキストラボ社長)と連携した研究チームが、京都大学の起業活動支援プログラム(GAPファンド)で取り組んだ「多言語センチメント分析による金融予測システムの開発とリリース」をベースに、心理学と情報学の専門家が設立し、研究成果を本格的に融合した国内初のベンチャーです。

研究チームは、ニュースやSNSなどのテキスト情報にふれた人々の抱く心理・感情が、ある種の社会・経済動向に大きく影響を与えることを、心理学と情報学の研究成果の融合により実証しました。すなわち、情報学の国内最先端の自然言語処理モデルを基盤としつつ、心理学の感情と認知バイアス(もしくは感情と意思決定)の知見を加える工夫により、金融指標を従来にない高い精度で予測することに成功しました。まさに心理学と情報学の最新の研究成果を国内に先駆けて融合することにより、京都テキストラボでは、心理・感情、言語、社会・経済の関係に深く切り込んだ新しいアプリをローンチしていく計画です。

京都iCAPは、京都テキストラボによる企業・団体や個人間の新しいコミュニケーションの創出や、メンタルヘルスの改善への貢献を期待し、その活動を支援すべく30百万円の投資を実行しました。

株式会社京都テキストラボ 概要

設立 2020年7月
事業内容 センチメント分析、自然言語処理を活用したアプリケーション開発
本社所在地 京都市左京区
代表取締役 松尾 正信(まつお まさのぶ)

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