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  • 2016.12.26
  • 投資関連

株式会社キノファーマへの投資実行について

京都大学イノベーションキャピタル株式会社(以下「京都iCAP」)(本社:京都市左京区、代表取締役:室田 浩司)を無限責任組合員とするイノベーション京都2016投資事業有限責任組合(以下「KYOTO-iCAP1号ファンド」)は、京都大学の研究成果を活用したベンチャー企業である株式会社キノファーマ(以下「キノファーマ」)(本社:東京都中央区、代表取締役:鈴木貴黒石眞史)に対する投資を実行いたしました。

○株式会社キノファーマへの投資実行について
キノファーマは、京都大学医学研究科形態形成機構学(萩原正敏教授)、東京医科歯科大学との共同研究で見出した画期的な次世代抗ウイルス薬候補化合物「FIT-039」の研究開発を行う企業です。

FIT-039は、京都大学医学部附属病院にて尋常性疣贅を対象とした医師主導治験が進行中です。キノファーマでは、本治験を支援すると共に、FIT-039の適応拡大とライセンス活動を進めています。

京都iCAPでは、京都大学で研究開発されたFIT-039の患者さんへの貢献が期待できること、さらにFIT-039が全身性・局所を問わず、且つ幅広く各種ウイルスに起因する疾患への適用拡大が期待できることを評価し、キノファーマへの第三者割当増資にエムビーエルベンチャーキャピタル株式会社(本社:名古屋市、代表取締役:桂山 靖代)とともに応じ、当社として12月26日に1.5億円の投資を実行しました。

株式会社キノファーマ 概要

設立 平成17年4月11日
事業内容 タンパク質リン酸化酵素(キナーゼ)を標的とした、新規低分子臨床薬の研究開発・提供
本社所在地 東京都中央区
代表取締役 鈴木 貴/黒石 眞史

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