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  • 2017.7.25
  • 投資関連

株式会社幹細胞&デバイス研究所への追加投資実行について

京都大学イノベーションキャピタル株式会社(以下「京都iCAP」)(本社:京都市左京区、代表取締役:室田 浩司)を無限責任組合員とするイノベーション京都2016投資事業有限責任組合(以下「KYOTO-iCAP1号ファンド」)は、京都大学の研究成果を活用するベンチャー企業である株式会社幹細胞&デバイス研究所(以下「SCAD」)(本社:京都市下京区、代表取締役:加藤 謙介)に対する投資を実行いたしました。

○SCADへの投資実行について
SCAD は京都大学物質‐細胞統合システム拠点(以下「iCeMS」)の設立拠点長である中辻憲夫名誉教授他が開発したヒトiPS細胞由来の心筋細胞等を分化誘導する技術とナノファイバー等のデバイス技術を融合させて、これらの細胞を成熟化・高機能化させることによりドラッグスクリーニング用途向けの細胞デバイスを開発・販売する企業です。創薬プロセスの心毒性評価においてはヒトiPS細胞由来心筋細胞を用いることについて日米欧を中心に国際標準化への議論が活発化しています。独自のアプローチにより高い機能性と安定性を併せ持つ高品質な細胞製品のグローバルな提供を目指すSCADは、ヒトiPS細胞由来の細胞製品を本格的な産業応用へと繋げる先導的な企業となることが期待されています。SCADは、今回の第三者割当増資により、細胞製品の更なる高機能化、品質安定化、大量生産への取り組みを計画しています。

今般、京都iCAPは、2016年6月15日に行われたシリーズA第三者割当増資に引き続き、SCADの総額約3.5億円のシリーズB第三者割当増資に、ニッセイ・キャピタル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:有馬 英二)およびSMBC ベンチャーキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:石橋 達史)とともに応じ、リードインベスターとして約1.6億円の投資を実行いたしました。

株式会社幹細胞&デバイス研究所 概要

設立 平成26年5月
事業内容 創薬スクリーニング用の細胞デバイスの開発・販売
本社所在地 京都市下京区
代表取締役 加藤 謙介

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