- 2018.10.2
- 投資関連
米Drawbridge Health社への投資について
京都大学イノベーションキャピタル株式会社(本社:京都市左京区、代表取締役:室田 浩司、以下「京都iCAP」)を無限責任組合員とするイノベーション京都2016投資事業有限責任組合(以下「KYOTO–iCAP1号ファンド」)はこのたび、米Drawbridge Health Inc.(本社:カルフォルニア州、代表取締役:Lee MacCracken、以下「Drawbridge Health社」)への投資を実行いたしました。本投資によりDrawbridge Health社は、同社が開発する画期的な新規採血技術の世界展開を試みます。
本投資にあたり、当社代表取締役の室田浩司、及びDrawbridge Health社CEOのLee MacCrackenは以下コメントを述べております。
室田 浩司
「京都iCAPは、DrawbridgeHealth社が開発する新たな技術の潜在的な市場の大きさと健康モニタリングを通じて人々の健康に貢献しようとする方針を高く評価しました。また当社は、今後Drawbridge Health社及び京都大学と連携して本技術の開発に携わり、日本と世界の人々の健康に貢献できる機会を得た事を嬉しく思っています」
Lee MacCracken
「DrawbridgeHealth社は、京都iCAP及びアジアのトップ研究機関である京都大学と協調できる事をたいへん光栄に思っています。私たちが開発する新規採血技術の日本での開発を通じて日本の患者様と人々の健康に貢献する機会を得る事ができた事を心より感謝しています」
本投資契約に先立ちDrawbridgeHealth社は、京都大学医学部附属病院糖尿病・内分泌・栄養内科と共同研究を実施する事を決定しています。同科の稲垣暢也教授と池田香織助教が、Drawbridge Health社との共同研究をリードいたします。
〇Drawbridge HealthInc.について
Drawbridge Health社は、GE VenturesとGEHealthcareによって設立された米国の未上場ヘルスケアテクノロジー企業です。同社は、独自のエンジニアリング技術と化学技術を統合し、採血時の不快感を軽減させ、かつ採血後の血液を安定に保存する医療機器の開発を進めており、いつでもどこでも様々な個人診断を可能とする世界の創造を目指しています。詳細は、ホームページをご参照ください。